米麹と醤油を同量で混ぜ、毎日かき混ぜて常温で10日程度で出来上がる『醤油麹』を作りました。
出来上がるまで醤油麹を毎日(もちろん1日1回ですが)かき混ぜる手間はありますが、
・醤油麹は出来上がると冷蔵庫で3か月間ほど保存できること
・醤油麹は万能調味料として料理のレパートリーが広がること
・何より、醤油麹の味わい深くまろやかな醤油がすごく美味しいこと
などから、忙しい主夫のかたにおすすめの逸品が醤油麹です。
ホーローの容器に米麹(乾燥したもの)と醤油を同量入れ、翌日、かなり醤油が減っている(米麹が醤油を吸っている)ので醤油を足し、あとは醤油麹を毎日かき混ぜるだけで自動的に完成するので本当に簡単です。
で、完成した醤油麹をお刺身に乗せたり、かぼちゃの煮物に使ってみたりしたのですが、私以外の家族はどうも醤油麹の、残っているつぶつぶ(米麹)が嫌だったみたいです(苦笑)
で、今日は醤油麹を濾(こ)すことにしました。
コーヒードリッパーに紙のコーヒーフィルターをセットし、醤油麹を上から投入。トロ~っと醤油が落ちてくるイメージでしたが醤油麹が全然、濾されないんですね。
コーヒーフィルターでは目が細かすぎたのでしょう。次に茶漉しに醤油麹を乗せて、スプーンで押して濾しました。
お陰で100ccくらいの(濾された)醤油麹が採れて良かったのですが、濾し終わった醤油麹(正確には醤油に浸った米麹?)が100g弱ほど余ったんですね。
余ったとはいえ、やはり”お米”ですから、捨てるなんてモッタイナイ。忍びないんですね。
残った醤油麹(正確には醤油に浸った米麹)をどうしようか考えたのですが、炊飯器で炊いてみることにしました。
もちろん、家内は相当冷ややかな目をしていました。
そのまま(つまり醤油に浸った米麹だけを)炊飯するのは当然、濃すぎるので、濾し終わった醤油麹(正確には醤油に浸った米麹)100gに米4合を加え、生姜チューブ5cmくらい、砂糖大さじ1、鰯のかば焼き(缶詰)1缶と適量の水を入れて炊いてみました。
はい。このような感じで、見た目通りにかなり濃い味の炊き込みご飯が出来ました。
私や家内は塩っぱいと感じましたが(苦笑)子どもたちは意外に美味しかったらしく、おかわりをしていました。
2杯目はやっぱり味が濃いと思ったのか、バターを乗せたり、たまごかけにしたり、それぞれ味をマイルドにして楽しんでいました。
醤油麹を作った。でも”つぶつぶ”が苦手…というかたは、ぜひ醤油麹を濾すことをお勧めします。そして、濾し終わった醤油麹(正確には醤油に浸った米麹)も美味しくいただけるんだよということをお伝えしたかったブログです。
今日は『醤油麹を絞った(濾した)あとの麹の食べかたについて』というブログでした。醤油麹を作って濾した後の米麹をどうやって消費しようか困っているかたに参考になればと思い書きました。いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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