ホームページのニッチ戦略

自治体SNSコンプライアンス研修 「Web接客」(ホームページでの接客)

    こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

    先日、神奈川県内のある中小企業様についてホームページコンサルティングをさせて頂いたのですが、ホームページリニューアルを経て受注を大きく伸ばしたそうです。

    もともと、この中小企業様はある特定の分野に特化していて、いわゆるニッチ戦略を取っていたのですが、今回のホームページリニューアルでその強みをさらに強調した結果、「必然的に」その分野での受注を大きく伸ばした、ということになります。

    「必然的に」と書くと、おこがましいかもしれませんが、

    ・狙いを定めて(=ホームページのニッチ戦略)
    ・その中小企業様が、狙いに沿ったウェブ戦術を実践する(実行する)

    と、私に言わせれば「必然的に」結果が出てくるものだと思っています。

    この経営者様は、実際に「ものすごく」忙しいのですが、その忙しい中をぬってニッチ戦略を「実践」されました。また、今回ホームページリニューアルを担って頂いたディレクター様と制作会社様が非常に優れていて、その点が非常に奏功したと思っています。

    さて、それでは「ホームページのニッチ戦略」とは何でしょうか?どうすることがホームページのニッチ戦略なのでしょうか?順番に考えていきましょう。

    1、対象者を絞る。重要な顧客にメッセージをフォーカスさせるために、メッセージを発する相手(対象者)を絞る。
    なお、この「重要顧客像」のことを「ペルソナ」といいます。
    ホームページのニッチ戦略の真骨頂です。

    2、そのペルソナが本来求めている「雰囲気」を考える。
    ここでいう雰囲気とは、色、デザイン、言い回しなどです。

    3、ペルソナが抱えている一番大きな悩み、課題を考える。

    4、その悩みは自社の特徴(ウリ)で解決できるということを示す。

    5、その根拠を示す。
    ターゲットを絞るわけですから、そのターゲットについて詳しい(実績がある)ことを示しましょう。

    6、問い合わせや申し込みにまつわる不安材料を解消するための情報を提示する。

    この6点が、基本となるニッチ戦略の考え方(思考順序)です。
    それぞれを細かく言えばきりがない(というよりもコンサルティングで申し上げる部分です・笑)のですが、この6点がどこかでズレると、やはりうまくいかないのです。

    よくズレがちなのが、1と2の部分で、
    ・対象者が絞りきれない(絞ったようで絞れていないか、絞り方がズレている)
    ・せっかく対象者を絞れたのに、そのペルソナが期待する雰囲気とズレている
    という状況です。

    また、細かい点では、以下のポイントも検討し実践していきます。

    7、SEO(検索エンジン対策)を鑑み、上位表示を狙いたいキーワードを絞る。

    8、そのキーワードが、ホームページを見たときにパッと目につく場所(左上あたり)に出るようにする。
    画像であったり、ロゴマークであったり、ロゴマークの周囲のタグラインだったりしますが、とにかくそのキーワードがすぐ目につくことが重要です。
    細かい話ですが、ページ上部のメニュー(グローバルメニュー)の左のほうのメニュー(ボタン)も、そのキーワードが入っていると良いですね。

    9、ブログ、フェイスブックなどSNSを見たときにも、そのキーワードが絶えず目につくようにする。
    いつもそのターゲット顧客に関する記事投稿をする等。

    いきなり9個も読むと、ああ、ホームページのニッチ戦略ってこんなに考えなければならないのか、と思うかもしれませんが、それは他でもない「あなたのため」ですので、ぜひじっくり取り組んでいただきたいなと思っています。

    今日は「ホームページのニッチ戦略」というブログでした。
    いつも最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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    わかりやすいホームページ相談(中小企業Web活用のコンサルティング)

    「中小企業Web活用に特化した」「わかりやすい」コンサルタントとしてホームページコンサルティング、セミナー講師、執筆、審議会委員等を務めています。
    またソーシャルメディア(SNS)リスク・コンプライアンス研修講師としてビールメーカー様/マスコミ関連企業様/交通インフラ系企業労組様/化学メーカー様などにご用命いただき社員研修の講師を務めています。

    ホームページコンサルタント永友事務所はWeb制作会社ではなく、中小企業・起業家様のホームページ改善(Web活用)に特化したコンサルティング専業事務所で、ホームページ制作業務をしない中立的なホームページコンサルティングのパイオニアです。

    文責:ホームページコンサルタント永友事務所

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