RemoteworkBOX藤沢市役所店の防音性、室温と注意点について

RemoteworkBOX Web活用セミナー(商工会、商工会議所)

    こんにちは。わかりやすいホームページ相談・ホームページコンサルタントの永友一朗です。今日はRemoteworkBOX藤沢市役所店の防音性、室温と注意点についてというブログです。

    今日、初めて「RemoteworkBOX」(リモートワークボックス)を利用しました。その感想をお知らせするとともに、注意点についてもお話したいと思います。

    RemoteworkBOXを利用した経緯

    今日は、ZOOMを使ってのリモートセミナー講師のお仕事が入っていました。
    通常であれば自宅からデスクトップパソコンを使って出講します。

    が、今日に限って自宅マンションの停電(電気設備点検に伴う停電)が予定されていました。

    コンセントにつながず、ノートパソコンのバッテリーだけで行けるかと想定していたのですが、ZOOMは思いのほかノートパソコンのバッテリーを消耗することが事前準備にて判明しました。

    自宅近くのビジネスホテルを借りること(デイユース)も検討しましたが、ちょうど春休みということで満室。

    またバスで10分ほど離れた実家からのZOOM出講も考えましたが、山の上にある実家につき、万が一、電波が届きにくいことがあると万事休すと思いました。

    その最終手段として、RemoteworkBOXの利用を思いついたのです。

    RemoteworkBOXの予約と、RemoteworkBOX側からのメール

    そもそもRemoteworkは、近所の「さいかや藤沢店」(地元の百貨店です)1階に2室設置されているのを、先日偶然に通りかかり知っていました。

    ですので、はじめは、「RemoteworkBOXさいか屋 藤沢店」を予約しようと思ったのですが、RemoteworkBOXさいか屋 藤沢店の営業時間を調べたところ10:15~19:15でした。
    今回のZOOMセミナーは珍しく午前中のセミナーで、10:30~12:30の出講でした。
    万が一、RemoteworkBOXへの入室が出来ないなどのトラブルがあるといけないので、「RemoteworkBOX 藤沢市役所店」を予約することにしました。

    じつは先日、藤沢市役所5階にできた「市民ラウンジ」を下見に行き、そこにRemoteworkBOXがあるのは分かっていました。

    が、「いやあ、ここは絶対使わないだろうな…」と感じていたRemoteworkBOXだったのです。

    なぜなら、この「市民ラウンジ」は、言ってみれば「図書館の、読書席のような雰囲気と静けさ」があり、下見したときには「シーン…」としていたからです。もちろん、そこで電話したりリモート会議するようなツワモノもいませんでした。

    その「市民ラウンジ」の一角に設置されているので、いくら防音とはいえ、間違いなく声が漏れるだろうな…という予感があったのです。

    しかし運命とは不思議なものです。絶対使わないと思ったRemoteworkBOXが、現実的には最後の、かつ唯一の選択肢になってしまったのです。

    RemoteworkBOXの予約自体は簡単です。場所(この場合は「RemoteworkBOX 藤沢市役所店」)と日付、時間帯を選択し、空いていれば「予約」をするわけです。

    私の場合は初めての利用なので、同時にRemoteworkBOXの「アカウント登録」も行うことになりました。アカウント登録ではクレジットカードの登録も行います。

    アカウント登録とRemoteworkBOX 藤沢市役所店の予約を行うと、以下のような内容が書かれたメールが届きました。

    ・予約内容(日時、場所)
    ・BOX解除キーがメールされるタイミングの案内
    ・鍵の解錠方法のリンク(YouTube)
    ・予約番号
    ・チェックイン(入室)方法
    ・お手洗いの案内
    ・チェックアウト方法(電気の消灯をお願いいたします など)
    ・合計金額 (税込)
    ・キャンセルについて
    ・緊急時の連絡先

    案内としては万全です。このあたりは、迅速で親切な連絡なのは良いなと感じました。

    なおBOX解除キー(鍵を開けるパスワード)は、利用開始の10分前にメールされます。今回、リモートセミナー自体は10:30~12:30だったので、準備なども踏まえ9:30~13:00という利用時間(210分。つまり2,100円)にしました(次回もし使うのであれば、もうちょっと利用開始時刻は遅めでもよいかなとは思いましたが)。
    メールが届いたのは、10分前の9:20でした。

    RemoteworkBOXの入室と、室内の様子

    今回利用した、「RemoteworkBOX 藤沢市役所店」の入室と、室内について記します。

    「RemoteworkBOX 藤沢市役所店」は、藤沢市役所本庁舎(藤沢駅を背にして、遠いほうの庁舎)の5階にあります。
    市民ラウンジの左奥に、2つのブースがあります。
    ちなみに、市民ラウンジの「座席」と、このRemoteworkBOXのブースは、一番近いところで約2mほどしか離れていません。感覚的には「すぐ背後に他の人がいる」ような感じになります。

    利用開始時刻のピッタリ10分前に、以下のようなメールが来ます。

    いよいよ開錠です。ドアノブ付近の説明に従い、スマートロックの機器に手をかざしたり、触れたりします。

    この機器の「黒っぽい部分」に手をかざしたり、触れたりするのですが、思いのほか反応が悪く、ちょっと焦りました。
    なにぶん初めて利用するので、「このまま開かなかったら、終わりだな…」と悲観的になってしまいました。

    分かりやすく言えば、「反応が悪いタッチパネル」くらいの反応でした。しばらく触れていたら、やっと画面(テンキー)が表示されました。

    パスワードを入力すると、カチャっといって開錠しました。いよいよ中に入ります。

    ブースの右奥には、Wi-Fiの案内と、コンセント、室内灯スイッチがありました。

    ブースの左奥には、アルコール除菌液がありました。

    ブースの左上には、換気扇が設置されています。
    ここでポイントは、これが換気扇であって「エアコン」ではないことです。

    私が駅などに設置されているリモートブースを初めて見たときに感じたことは「蒸し暑そう…」というものでした。

    今日も、3月とはいえ20度を超える外気温でした。このRemoteworkBOXのブースはどうだったかといえば、「確かに暑かったが、蒸し暑いわけではなかった」というのが感想です。
    実際、ジャケットを着用して講話しましたが、とびきり汗をかくわけでもなく、問題はありませんでした。

    RemoteworkBOXのブースは、当然ながら全て「室内」に設置されているものと思います。ですので基本的には、その室内の室温に近い温度になるのかなと思います。
    設置されている部屋が適切な温度であれば、このRemoteworkBOXのブースも、とりわけ蒸し暑いわけではなさそうでした。
    ※真夏にどうなるかは未知数ですが…

    ブースの右上には、火災警報器が設置されています。このあたりは安心ですね。

    RemoteworkBOXのブース内は、Wi-Fiの案内と、コンセント、室内灯スイッチ、アルコール除菌液、換気扇、火災警報器があります。

    また右側面には、上着などをかける「突起」がありました(ハンガーはありませんでした)。

    椅子は、高さの調整が出来ました。

    RemoteworkBOXのブースの「広さ」(体感)ですが、こういう表現が適切かどうか分かりませんが、「個室トイレくらいの大きさ」だと感じました。要するに、ひとりが座って、狭くもなく広くもなくという大きさです。

    ブース内から外側に向かった写真です。このスマートロックキーは「オートロック」のようでした。

    一般的なビジネスホテルは、オートロックは外側からは開かないが、室内側からはすぐに開けられると思います。

    このRemoteworkBOXでは「内側からもオートロックになる」ようです。上記写真は、自動的に「ロック」されている状態です。

    つまみを横に倒すとロック解除になり、ドアを開けることができます。

    このことを知らないと、緊急時にかなり焦ってしまうのかなと感じました。

    なお、私がセミナー出講を目的にRemoteworkBOXのような個室ブースをこれまで使わなかった理由は、(自宅から出講できるからというのはもちろんありますが)ブースに出たり入ったりできるのか?出たり入ったりしてよいのか?が分からなかったためです。

    結論的には、RemoteworkBOXは契約時間内であれば何度も出たり入ったりできます。ただ、既述のようにオートロックにはなりますので、解除キーが分かるようなもの(スマホなど)は持って外出しないと困るとは思います(もちろん貴重品もお持ちください)。

    ドアの中央は「すりガラス」状になっていますが、上下は透明のままです。つまり外から、ブース内を覗かれる可能性はあります。

    Wi-Fiについては、RemoteworkBOXで提供されているWi-Fiを使っても良かったと思いますが、今回は常に持ち歩いている自分のポケットWi-Fiを使うことにしました。

    余談ですが、市役所の市民ラウンジでも無料のWi-Fiが提供されています。これはこれで有難いのですが、ラウンジの席で接続を試したところ、ぜんぜんつながりませんでした。

    細かいことですが、ブース内には多少のゴミがありました。無人のサービスなので、ある程度は、やむを得ないかなとは感じます。

    RemoteworkBOXの防音性はどうだったのか?

    RemoteworkBOXの実際の使用感ですが、「防音性が期待以下だった」ということはお伝えしなければなりません。

    私は今回、ひとりで利用したので私の声が外に漏れていたかどうか?は分かりません。一方、ブース内の私には外の音が相当聞こえたというのは事実です。

    ・ラウンジの座席に座っている市民の、鼻をすする音
    ・ラウンジの座席にいると思われる市民の、バッグ(ファスナー)を開け閉めする音
    ・ラウンジ付近の通行人の声

    をはじめ、

    ・上階(?)からのドスンドスンとした音
    ・赤ちゃんの泣き声

    なども聞こえました。

    市民が自由に利用できるという観点からは、赤ちゃんがいてもぜんぜん良いのですが、こんなに声が聞こえるんだなあと、変に感心してしまいました。

    RemoteworkBOXさんがどのような根拠で「防音」を謳っているかは分かりませんし、そこに文句を言うつもりはないのですが、現実として「少なくとも外の音は普通に聞こえてくる」ということは記しておきます。

    結論:藤沢でRemoteworkBOXを使うなら「さいか屋 藤沢店」がおすすめ

    上記のように、RemoteworkBOX藤沢市役所店は、
    ・市民ラウンジ自体がそもそも静かな場所である(ブース内の声が漏れる可能性が高い)
    ・赤ちゃんの泣き声など、市民の多様な声が聞こえる
    という特徴があります。これは少なくとも、ZOOMでのリモートセミナー出講や、大事な面接、大事な商談などには不向きだと感じました。

    しかし藤沢には、もっと素晴らしいRemoteworkBOXがあります。それが「RemoteworkBOX さいか屋 藤沢店」です。

    RemoteworkBOX さいか屋 藤沢店は、さいか屋 藤沢店1階の裏口付近にあります。

    はっきり言って、人通りは極めて少ないです。また市民ラウンジのように「近くで人が集っている」状況にはならないので、仮にこちらの声が漏れたとしても問題は少ないと思います。

    今回は「RemoteworkBOX さいか屋 藤沢店」の営業時間が私の利用希望時間とマッチしなかったから、やむを得ず市役所店を利用しましたが、今後はぜひRemoteworkBOX さいか屋 藤沢店を利用したいと思います。

    わかりやすいホームページ相談(中小企業Web活用のコンサルティング)

    「中小企業Web活用に特化した」「わかりやすい」コンサルタントとしてホームページコンサルティング、セミナー講師、執筆、審議会委員等を務めています。
    またソーシャルメディア(SNS)リスク・コンプライアンス研修講師としてビールメーカー様/マスコミ関連企業様/交通インフラ系企業労組様/化学メーカー様などにご用命いただき社員研修の講師を務めています。

    ホームページコンサルタント永友事務所はWeb制作会社ではなく、中小企業・起業家様のホームページ改善(Web活用)に特化したコンサルティング専業事務所で、ホームページ制作業務をしない中立的なホームページコンサルティングのパイオニアです。

    文責:ホームページコンサルタント永友事務所

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