廊下玄関に付いた防水スプレーの跡を落とすまでの方法

こんにちは。プロ兼業主夫の永友一朗です。

今日は廊下玄関床に付いた防水スプレーの跡を落とすまでの方法というブログです。

マンション玄関に防水スプレーの跡が付いてしまった経緯

2年ほど前にスエード靴を買い、その時に勧められた「ジュエル防水スプレー(ウォータープルーフスプレー)」を使用しました。

我が家はマンション住まいなので、ベランダで防水スプレーを使うか、玄関床 (ポーチ状になっています)で使うか迷いましたが、ベランダには樹脂のスノコが敷いてあるので、玄関床で防水スプレーを使用することにしました。
もちろんのこと、「玄関」というのは靴を置く、室内のタタキのところではなく、扉の外側の共用廊下床(玄関ポーチ)のことです。

防水スプレーをたっぷりと吹きかけてしばらく置き、乾いたら完成です。

で、その後2週間ほどしたら、防水スプレーを吹きかけたところが靴の形のまま汚れているのに気づきました。

気づいたのですが、うちのマンションは月に一度、共用廊下の清掃が入るんですね。そのマンション共用廊下の定期清掃で落ちるだろうと思っていたら、全然落ちないんです。

その後、毎月来てくれる共用廊下床の清掃で、そのうち何度か来てくれれば汚れ(防水スプレーの跡)が消えるだろうと思っていたら、毎回驚くほど全く消えないんですね。

一度、定期清掃業者さんがいるときに、防水スプレー跡を落とすことを直接頼んだことがあります。
しかし、我がマンションの共用廊下床部分の定期清掃は「水だけでポリッシャー洗浄する」という契約になっているとのことで、これだけでは落ちないと思います…と言われてしまいました。

マンションをすぐに売却するとかの予定は無いのでその後ズルズルと時間ばかり過ぎていきました。でも、その防水スプレーの跡を毎日見ていくと、「やっちゃった感」が感じられて、バカっぽいというか自分がみじめに思えるようになりました(苦笑)。

この年末、あまり寒くない日があったので、意を決して廊下玄関に付いた防水スプレーの靴跡を落とすことを決心したのです。

で、マンションの廊下とかベランダに付いてしまった防水スプレーの跡を落とすという情報をネットで色々調べたのですが、一般家庭でそのプロセスを書いているブログがあまり見当たりませんでした。そこで自分の備忘録も兼ねてブログを書くことにしました。

なお、一連の清掃作業をする直前の写真がこちらです。

なんかかなり怖い感じ(笑)がしますよね。この防水スプレーの靴の跡をなんとか消したいわけです。ちなみに我がマンションの共用廊下の床はエンボス床と呼ばれるもののようで、細かい溝(筋)が入って、滑りにくい感じになっているものです。この溝(筋)のところに汚れが入り込んでしまっている気がしました。

1回目:重曹+デッキブラシで防水スプレーの跡を消せるか?

上記で「一連の清掃作業をする直前の写真」と書きましたが、正確には1ヶ月ほど前に、重曹と水をふりかけ、デッキブラシでゴシゴシ擦るという作戦を決行しました。
その結果の写真が、上記の写真です。つまり、重曹と水+デッキブラシでは全然落ちなかったのです。

2回目:クリームクレンザー+スポンジで防水スプレーの跡を消せるか?

マンション玄関(共用廊下)に防水スプレーの跡が付いてしまって消したいと思ったわけですが、素人なのでどうしたらよいか分かりません。重曹でいけると思ったが、ダメでしたし…。

とりあえず、クレンザーでやさしくこすってみることにしました。

こんな感じに、一般的なクリームクレンザーを垂らして、その後、柔らかいスポンジで優しく擦ってみました。

クレンザー+スポンジ作戦の結果がこちらです。

ぜんぜん落ちていないですね。むしろクレンザーが周りに残ってしまいました。このあと、しっかり水で周りのクレンザーを流しました。

3回目:マジックリンで防水スプレーの跡を消せるか?

そもそも、この防水スプレーの跡は何の汚れかも分かりません。防水スプレーの材料のフッ素樹脂が固まったもの?それとも防水スプレーが外気の汚れ(排気ガスや油などなど)を吸ってしまった?全然分かりません。

3回目のチャレンジとして、マジックリンで落としてみることにしました。そうです。台所や換気扇掃除で使う、緑のパッケージの、マジックリンです。

本当はキッチンハイターのような塩素系の洗剤を撒きたいのですが、さすがにマンション住まいで隣家のこともあり、それは出来ません。ですのでとりあえずマジックリンです。

3分後くらいに廊下床を水で流した結果が、こちらです。

徐々に薄くなりつつある?という感じはしましたが、まだ「防水スプレーで、やっちまった靴の跡」はハッキリしていますね。

4回目:ハイホーム+目地ブラシで防水スプレーの跡を消せるか?

ハイホームは、我が家ではシンク磨きやお風呂の掃除等でオールマイティーに愛用しているクレンザーです。4回目のチャレンジとして、ハイホームで落としてみることにしました。

で、2回目にはクリームクレンザー+スポンジでやさしく擦る…という方法を採ったわけですが、余りにも優しく擦ったため効果が無かったことを反省し、今回はハイホームを使い目地ブラシでかなりゴシゴシを擦ることにしました。

目地ブラシといっても金属の目地ブラシではなく、ナイロン製です。

上記のように、ハイホーム(と、若干の水)を汚れに塗り、目地ブラシでゴシゴシと強く擦りました。

水で流した結果がこちらです。

またもや、クレンザー特有の白さが目立ちますが、防水スプレーの靴の跡そのものはあまり落ちていませんね。

5回目:ケルヒャースチームクリーナーで防水スプレーの跡を消せるか?

ここまでくると、なんだか執念というか意地というか、実験室のような気分になってきました。

で、半年ほど前に購入していたケルヒャーのスチームクリーナーの蒸気で落ちるかを試してみました。

汚れに押し当てるようにケルヒャーのスチームクリーナーを稼働してみましたが、全然落ちません(写真はありません)。

これ以外でも、ケルヒャーのスチームクリーナーの効果を感じられなかったので、半年前に1万9000円以上で購入したケルヒャーのスチームクリーナーでしたがハードオフに売ってしまいました。1,600円になりました(余計な情報ですが…)。

6回目:メラミンスポンジで防水スプレーの跡を消せるか?

正直言って、ケルヒャーのスチームクリーナーが最後の砦だと思っていたので、跡が消せないのは、かなりショックでした。

次に、メラミンスポンジ+水でこすってみることにしました(写真はありません)。

凸凹したエンボス床をメラミンスポンジで擦るわけですから、想像通り、すぐにメラミンスポンジがボロボロと砕け始めました(メラミンスポンジのカスが大量に出ます)。

しかし、全体的に防水スプレーの跡は、だんだんと薄くなっている実感がありました。

7回目:ハンドソープ+2000番紙やすり(耐水ペーパー)で防水スプレーの跡を消せるか?

次に試したのは、ハンドソープを使って2000番の紙やすり(耐水ペーパー)で擦る、という、物理的に汚れ自体を擦り落とす作戦です。

2000番の紙やすり(耐水ペーパー)は、仕上げ用の、粒度の細かい紙やすりです。つまり紙やすりを使いたいけど、マンション共用部分なので傷つけてはいけないので、出来るだけザラザラが少ない紙やすりを使おうと思ったのです。

2000番の紙やすり(耐水ペーパー)にビオレハンドソープをプシュプシュして、それを防水スプレーの靴跡にあてがって擦りました(写真はありません)。

水で流しましたが、「6番目:メラミンスポンジ」で感じた達成感ほど感じることはできませんでした。

8回目:マジックリン(10分放置)+スチールウールで防水スプレーの跡を消せるか?

このころになると、家内から「もう、諦めよう。」という提案が出るようになりました(苦笑)。

当面の最後のチャレンジとして、マジックリンを噴霧ししばらく時間を置き、スチールウールで擦ることにしました。我が家で用意できる最後のツールがスチールウールだったのです。換気扇掃除とかレンジ、五徳などを掃除するときの、柔らかい金属製のタワシみたいなものですね。

マジックリンを噴霧ししばらく時間を置き、スチールウールで擦り、水で流した最後の写真がこちらです。

気持ちの問題かもしれませんが、防水スプレーの靴の跡がだいぶ消えた(落ちた)ような感じがしませんか?

再掲ですが、最初と最後の写真を並べます。

結果的に、この防水スプレーの靴の跡を中心に、その周りもきれいにした感じになり、周辺が全体的に汚れが落ちたような感じになりました。

正直な実感としては、
・メラミンスポンジ
・マジックリン10分放置+スチールウール
が一番効果を発揮したように、個人的には思います。

というより、マンションの玄関、ベランダで防水スプレーをするときは、新聞を敷くことは必須だと改めて思いました。

なお個人の備忘録ですので、読者様が実践するときは自己責任のもとでお願い申し上げます。

今日は廊下玄関に付いた防水スプレーの跡を落とすまでの方法というブログでした。いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

わかりやすいホームページ相談(中小企業Web活用のコンサルティング)

「中小企業Web活用に特化した」「わかりやすい」コンサルタントとしてホームページコンサルティング、セミナー講師、執筆、審議会委員等を務めています。
またソーシャルメディア(SNS)リスク・コンプライアンス研修講師としてビールメーカー様/マスコミ関連企業様/交通インフラ系企業労組様/化学メーカー様などにご用命いただき社員研修の講師を務めています。

ホームページコンサルタント永友事務所はWeb制作会社ではなく、中小企業・起業家様のホームページ改善(Web活用)に特化したコンサルティング専業事務所で、ホームページ制作業務をしない中立的なホームページコンサルティングのパイオニアです。

文責:ホームページコンサルタント永友事務所

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