ホームページのコンテンツは、自己満足のポエムであってはならないと思います。 潜在顧客に対してコンテンツで情報提供をする。その結果、問い合わせ/注文/来店/資料請求などの「行動」をしてもら…
「こだわり」を「こだわり」たらしめるコンテンツのデザインとは?
特に自ら製造販売する企業、また何らかの「目利き」によって商品サービスを選定/キュレートして提供する小売店などのホームページでは、「当社のこだわり」などのコンテンツが作成されることが多いでしょう。
こだわらずに製造したり、こだわらずに商品サービスを選定していたのでは、競合他社に引けを取るばかりでなく、「顧客から選ばれる」という点でも大きく後退することになります。
したがって、何らかの「こだわり」がある以上は、その「こだわり」をコンテンツとしてホームページ上でPRすることは、競争原理からして極めて当然なことです。
では、その「こだわり」のコンテンツページそのものは、どうこだわれば良いのでしょうか?
なんだか禅問答のようですが、バッグを販売する「マザーハウス」の「こだわり」のページが、その方途を示してくれています。
まず目をひくのが、ホワイトスペースをふんだんに使ったデザインです。
白いスペースが多いと、必然的に対象物(=この場合はこだわりの素材)への注目度がおのずと高まっていきます。
次に、明朝体での説明文が目をひきます。
これはWeb表現術のセミナーでもよくお話しすることですが、ゴシック全盛の今、ここぞというときの明朝体はとても印象的です。
テキスト(直打ちの文字)で明朝体を使うのは、ブラウザの性質上、あまり好ましいことではありません。一方、画像として明朝体の文字を記載することは、このように好印象を与えるきっかけにもなります。
また、「日本で何十年も染色の職人をしてきたスタッフが、現地工場スタッフとともに試行錯誤を繰り返して完成した素材です」(引用:こだわり素材 | マザーハウス/財布、バッグ、ネパールの服 販売)などのWeb表現(描写)では、「こだわり」という言葉を一切使わずに「こだわり」を感じさせています。「当社はこんなに頑張ってこだわっています!!」と声高に叫ぶと、場合により垢ぬけない印象にもなりかねません。
「こだわっている」事実を「伝える」のではなく「伝わるようにする」という視点で考え、「どうすればこだわっていることが『伝わる』のか?」に注力してみてください。
今日は
・「こだわり」を「こだわり」たらしめるコンテンツのデザインとは?
についてお話ししました。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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